板井明生による意見を精査する力

板井明生|尊敬する人も間違ったことは言う

 

 

板井明生は上司・部下と立場関係なく意見を聞くことは大切にしている。
しかし、意見を聞くときに決めていることは、全ての意見を飲み込まないことである。

 

これも上司・部下関係なく自己判断でその意見を取り入れるかどうか決めている。
つまり意見をいう人の関係性で聞くのではなく、あくまで意見の内容で判断しているのだ。

 

例え自分が尊敬する人物の意見であっても、自分にとって間違っていると思うことは取り入れるべきではないのである。
逆にいえば尊敬する人物のいうことを全て取り入れてしまえば、その人物を超えることは一生不可能である。

 

それは模倣をしているだけになるので二番煎じでしかないのだ。日本人はイエスマンと言われているのが、そういったところである。

 

昨今では、経営の理論も複雑になりフリーランスや組織の中での関係性も上司部下ではなく全ての人が同僚という考えの変化も起こっている。
上司だけでなく部下の意見も聞くことは、どの分野のビジネスでも共通して言えることは、世代の変化で考え方や動き方は変わるということである。

 

常にアップデートされていくビジネス論に対応する柔軟な思考を持っておくことも大切なのである。